シリーズ第2回 ハーム・リダクションとは何か? 〜非犯罪化、非刑罰化、非施設化のメリットとデメリット〜
【龍谷大学ATA-net研究センター/犯罪学研究センター共催・ティーチイン】
シリーズ第2回 「ハーム・リダクションとは何か?〜非犯罪化、非刑罰化、非施設化のメリットとデメリット〜」
日時:2021年3月30日(火)18:00~20:00
形式:ZOOM
報告者:
徐 淑子(新潟県立看護大学講師)
「オランダの大麻をめぐる政策の流れとハームリダクション」
丸山 泰弘(立正大学法学部准教授)
「『その人らしく生きていく』を支援するポルトガルの挑戦」
第二回は、いち早く欧州のハーム・リダクション政策を実際に調査した徐さんと丸山さんにオランダとポルトガルの現状についてお話しいただきます。
この二つの国は、司法を中心のアメリカとは異なり、福祉や医療を基盤として薬物政策を進めました。他の欧州諸国も、それに続けと自己使用と少量所持の非犯罪化・非刑罰化・非施設化を進めています。成功の原因とその条件について考えてみましょう。
1.開会の挨拶(石塚伸一・龍谷大学) 5分
2.ご報告(各報告者30分) 60分
3.質疑応答・ディスカッション 50分
4.閉会の挨拶(石塚伸一・龍谷大学) 5分
事前お申込者へ、ティーチイン当日にZOOMミーティングID URLをPeatix登録メールアドレスにお送りいたします。
定員:約200名 参加費無料
報告者:
徐 淑子(新潟県立看護大学講師)
1964年東京生まれ。新潟県立看護大学・講師(健康社会学)。 津田塾大学,筑波大学大学院で学ぶ。筑波大学より博士(学術)取得。 財団法人エイズ予防財団リサーチレジデント,広島大学歯学部助手,日本保健医療行動科学会奨励研究員,財団法人茨城県健康科学センター調査研究部を経て,2002年より新潟県立看護大学勤務。関心領域は、HIV/AIDSの予防、ケア・サポート、薬物・アルコール依存症、ジェンダーとセクシュアリティ、当事者間支援、健康教育・性教育など
丸山 泰弘(立正大学法学部准教授)
1980年京都生まれ。龍谷大学大学院博士後期課程修了(博士〔法学〕)。
龍谷大学法学部非常勤講師、愛知大学法学部非常勤講師、龍谷大学矯正・保護総合センター博士研究員などを経て、2011年に立正大学法学部に着任。University of London, Birkbeck, 刑事政策研究所(Institute for Criminal Policy Research)客員研究員(2017年)。University of California, Berkeley, School of Law, (Center for the Study of Law & Society)客員研究員(2018-2020)。
京都で生まれ、京都で育ちました。最近は、「京都出身なんですよ」と言わなければ、関西人だとバレない程度の言葉遣いになってきたと(本人は)思っています。
ATA-net 研究センター https://ata-net.jp/
犯罪学研究センター https://crimrc.ryukoku.ac.jp/